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撥水カメラバッグ(ショルダー型)のチェックポイント・メンテナンス方法

※この内容は読み物であり、全てに対して石川トランク製作所の製品に一致するものではございません。

撥水カメラバッグ(ショルダータイプ)の性能見極めポイント!メンテナンス方法も解説

カメラバッグとは、カメラ本体、交換レンズ、アクセサリー類といったデリケートな機材を、外部の衝撃や塵埃、そして水濡れから保護し、安全に運搬するために特化して設計されたバッグのことです。

カメラマンにとって、カメラバッグの撥水性能は機材の安全に直結する重要な要素です。特にショルダー型のカメラバッグは、開口部やジッパーから水が浸入するリスクがあるため、素材や構造への配慮が欠かせません。

この記事では、撥水カメラバッグの防水性能を見極める素材と縫い目の特徴、水の侵入を防ぐジッパーのポイント、そして長持ちさせるためのメンテナンス方法について解説します。

石川トランク製作所では撥水性のあるショルダータイプのカメラバッグも販売

石川トランク製作所が販売するカメラバッグは、プロユースのカメラバッグに求められる高い撥水性能と耐久性を実現しています。

「【ISHIKAWA TRUNK×SYSTEM5】ナイロンカメラバッグ」には、以下のような特徴があります。

  • 撥水性のある1680D相当の高機能ナイロンを使用
  • ダブル止水ファスナーを使用
  • クッション材とボードで機材を保護

高い耐久性と機能性が魅力のカメラバッグを提供しております。商品詳細は以下のページからチェックしてみてください。

撥水素材と縫い目でバッグの防水性能を見極める方法

撥水素材と縫い目でバッグの防水性能を見極める方法

カメラバッグを選ぶ際、「撥水」と「防水」について正しく理解し、その性能を素材と構造から見極めることが、機材を水濡れから守る鍵となります。特にショルダーバッグの場合、生地だけでなく縫い目の処理が防水性能を大きく左右します。

高い撥水素材(ナイロン・ポリエステル)の特徴

カメラバッグに多く使われるナイロンやポリエステルといった化学繊維は、軽量でありながら高い耐久性を持ちます。これらの素材に撥水加工(DWR加工など)を施すことで、水の玉が生地の上を滑り落ちるようになり、生地への浸透を防ぎます。高い撥水性能を見極めるポイントは、生地の密度が高く、裏地にポリウレタンなどの防水コーティングが施されているかを確認することです。これにより、万が一表面の撥水が弱まっても、水の侵入を二重で防げます。

縫い目や裏地による水の侵入を防ぐ工夫

生地自体の撥水性が高くても、縫い目から水が染み込むことは珍しくありません。防水性能の高いカメラバッグには、縫い目の裏側全体に止水テープ(シームテープ)を貼る加工が施されています。これにより、縫い針が通った微細な穴からの水の浸入を物理的にブロックします。また、裏地全体が防水加工されているバッグは、生地の表面が濡れても内部まで水が染み込むのを防ぐため、ショルダー型のカメラバッグの防水性を見極める重要なポイントです。

ジッパーや開口部の構造で水の侵入を防ぐポイント

ジッパーや開口部の構造で水の侵入を防ぐポイント

カメラバッグを選ぶ際、生地の素材と並んで水の侵入を防ぐうえで非常に重要なのが、ジッパーや開口部の構造です。ショルダー型のカメラバッグは、上部の開口部が広いため、特にこれらの構造に防水性能を高めるための工夫が施されているかを確認する必要があります。

止水ジッパー(ラミネート加工)の特徴とメリット

水が最も侵入しやすい経路の一つがジッパーの歯と縫い目です。これを防ぐために開発されたのが止水ジッパーです。これは、ジッパーの歯の部分がポリウレタンなどの撥水性の高いフィルムでラミネート加工されており、ジッパーを閉めた際に水の侵入経路を物理的に塞ぐ特徴があります。このジッパーを採用しているカメラバッグは、水の浸入リスクを大幅に軽減できるというメリットがあります。

開口部の巻き込み(ロールトップ)やフラップ構造

ショルダー型のカメラバッグの防水性を高める構造として、開口部のフラップ(蓋)構造やロールトップ(巻き込み)構造があります。フラップは、ジッパー部分を覆い隠すように設計されており、雨が直接ジッパーに当たるのを防ぎます。また、ロールトップは、開口部を数回巻き込んで密閉することで、水が入り込む隙間を物理的になくすため、特に高い防水性能が求められる用途で大きなメリットを発揮します。

長く快適に使うための撥水カメラバッグのメンテナンス方法

撥水カメラバッグの素材として一般的なナイロンなどは、使っているうちに撥水性能が徐々に低下してしまいます。撥水性能を維持し、カメラバッグを長持ちさせるためには、日々のメンテナンスと適切な手入れが欠かせません。

撥水性能を回復させるメンテナンス方法

撥水性能の低下は、生地の表面に付着した汚れや皮脂が、水滴を弾く機能を妨げることが主な原因です。そのため、定期的に中性洗剤を薄めた水で表面の汚れを優しく洗い、すすいだ後にしっかりと乾燥させてください。汚れを落とすことで撥水機能が一時的に回復します。さらに、市販の撥水スプレーを均一に再塗布するメンテナンスを行うと、生地の撥水加工を補強でき、長期間にわたり防水性能を維持できます。

ジッパーやショルダーベルトの日常的な手入れ

カメラバッグを長持ちさせるには、ジッパーやショルダーベルトといった可動部のメンテナンスも重要です。ジッパーに砂や埃が詰まると、開閉がスムーズにできなくなるだけでなく、止水性能も低下します。使用後はブラシなどで汚れを取り除き、シリコン系の潤滑剤を少量塗布するとスムーズな動きを保てます。また、ショルダーベルトの金具部分に錆がないかを確認し、水濡れ後はしっかりと乾燥させることで、耐久性を維持し長持ちさせることができます。

【Q&A】カメラバッグについての解説

カメラバッグの防水性能を生地以外で見極めるポイントは何ですか?
防水性能を見極めるポイントは、ジッパーや縫い目の構造です。ジッパーが止水ジッパーであることや、縫い目の裏側に止水テープ(シームシーリング)が貼られているかを確認することで、水の侵入リスクを判断できます。
カメラバッグの撥水性能が低下した場合、どのようにメンテナンスすれば回復できますか?
撥水性能の低下は、表面の汚れが原因であることが多いため、まず中性洗剤で優しく洗い、汚れを落としてください。その後、市販の撥水スプレーを均一に再塗布するメンテナンスを行うことで、性能を回復させることができます。
ショルダーカメラバッグのジッパーを長持ちさせるための日常的な手入れはありますか?
ジッパーを長持ちさせるには、使用後にブラシなどで砂や埃を取り除き、シリコン系の潤滑剤を少量塗布してスムーズな動きを保つことが大切です。これにより、止水性能の低下や破損を防ぐことができます。

撥水カメラバッグ(ショルダータイプ)も石川トランク製作所の通販で

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